もういちど 世界をリードする NECには、 その力があると思う。
PROFILE
チャキ・プラカシュ
中央研究所 システムプラットフォーム研究所
2013年入社
大学院Electrical Engineering(電子工学)専攻卒
PROFILE
チャキ・プラカシュ
中央研究所 システムプラットフォーム研究所
2013年入社
大学院Electrical Engineering(電子工学)専攻卒

組織全体へ息づく”自由”に感じた
研究職にとっての大きな魅力。

2013年に、私はインドから日本へと海をわたりました。今でこそ研究職を募集する企業は増えてきていますが、かつては研究者よりソフトウェア・ハードウェアエンジニア、コンサルタント等の仕事が多かったです。当時、インドではNECの名前はあまり知られていなかったのですが、モバイルコミュニケーション基地局や大容量光海底ケーブルなど当社の通信技術には目を見張るものがありましたし、自分が研究したくて念願の研究職としてのキャリアをスタートできるならと日本に飛び込むことにしたんです。NECの研究所の魅力は、”自由”が組織全体に息づいていること。一人ひとりの研究員のやりたいことに上司は真摯に耳を傾けてくれますし、業務の15%の時間を自由な実験に使うことができる制度も用意されています。そこで得た着想が会社に認められれば自身のメインテーマとすることもできますし、自由な研究環境は当社の大きな魅力のひとつになっていると思います。

研究に、失敗はつきもの。
大切なのは、そこからなにを学ぶか。

ただ、市況が厳しくなるにつれて、その“自由”に陰りが生まれたことも事実です。当然、企業としては世界のトレンドに合わせる必要が出てきますし、研究テーマについても「ビジネスとして成立するか」という点がより強く求められるようになりました。しかし、それはプロフェッショナルとして当然のこと。「研究の価値をどう伝えるか」という厳しさがあるからこそワンランク上のスケールで研究に取り組めるようになったように思います。国際標準会議ではグローバル企業各社が自社のテクノロジーを“規格”に取り入れようとしのぎを削っていますし、このバトルを制するためには自分のアイデアをしっかりと伝える必要があります。どんな発明も、伝わらなければないのと同じ。その観点から言えば、この変化はNECを大きく飛躍させる“種”とも呼べるものなのかもしれません。研究に、失敗はつきもの。大切なのは、そこからなにを学ぶかではないでしょうか。

次世代型通信技術を、NECから。
それが私のドリームです。

今、国際社会で「5G」の導入が進められていますが、研究の領域ではすでに次のスタンダ―ドとなる「Beyond 5G」に関する議論が進められています。この次世代通信技術の規格に「NEC」の名前を刻むこと。それが今の私のミッションであり、ドリームだと考えています。当然、当社のテクノロジーが「標準」として利用されるようになれば、世界中のユーザーがNECの特許技術を活用することになりますし、そのビジネスインパクトは計り知れないほど大きなものとなるでしょう。NECにはモバイルコミュニケーション基地局や大容量光海底ケーブルなどで培ってきた知見だけでなく、セキュリティソリューションやデータサイエンス、無線、光通信など多岐にわたる分野での豊富な実績があります。この強みをうまく生かすことができれば、うまく“伝える”ことができれば、国際会議の場でNECのプレゼンスを高めることは決して実現不可能な夢物語ではないと思っています。

グローバリゼーションをより推し進め、
世界をリードする確固たる存在に。

しかし、世界としのぎを削るという意味では、NECはグローバリゼーションをこれまで以上に推進していく必要があると思います。イノベーションを起こすには専門領域外の知識と経験を有する組織との協働研究が必要不可欠ですし、多彩な企業、大学とのパートナシップはもちろん、研究所内でも領域を超えてディスカッションしていかなければなりません。これから中国やインドなど他国出身の研究員も増えていくことでしょう。その中で、異なる文化、異なる価値観も取り入れながら“世界と闘えるNEC”を築いていくことができれば、当社が本来持っている技術力をもっともっと力強くプレゼンテーションしていけるはずです。もういちど、世界をリードする。そのために必要な土台を、NECはすでに持ち合わせています。問題は、そのリソースをどうやって輝かせるか。新しい時代のNECをつくる。そんな気概のある研究員の登場を、私は心待ちにしています。

2013年

無線ピアツーピアネットワークと車車間通信の研究

駅とかスタジアムみたい人が沢山いるところで、従来の通信インフラを使わず、大きなピアツーピア無線ネットワークを作ること。災害が起こる時、モバイルネットワークが使えなくなる際、緊急通信システムになれる。また、車同士が接近すると自動で車車間ネットワーク作って、運転に関する安全情報を共有するものである。

2016年

5G通信技術の先端研究に従事

Polar符号と呼ばれる、符号の分野で最新のコーディングスキーム研究プロジェクトに参加。5G通信の国際的な標準会議へ出席し、NEC代表としてpolar符号に関する符号化及び解読方式の提案をしていました。

2019年

B5G(Beyond 5G)を研究

5G通信の次に導入される次世代通信システム「B5G」に向けて無線通信システムで使われる信号処理の研究。特に次世代通信システムは5Gより早くするための検討、そんなシステムで起こりそうな問題の解決に向けて研究開発。

現在

  • Q:現在のお仕事内容の概要

    A:次世代の通信システムであるB5Gに向けてデジタル信号処理の研究をやっていて、大容量光海底ケーブル通信システムの改善や、無線通信システムにAIを導入する研究も検討しています。

  • Q:現在のお仕事のやりがい

    A:研究は挑戦と失敗の繰り返しです。思い通りにならないことがほとんどですが、狙い通りの成果が出た瞬間、特許を申請する瞬間及び論文書いて国際学会で発表するには大きな達成感を味わうことができます。

  • Q:現在のお仕事の成功体験

    A:特に思い出深いのは、5G通信に関する国際的な標準会議に参加したこと。他社の研究者と粘り強く議論し、自分のアイデアに納得してもらえたことは素晴らしい経験となりました。

  • Q:現在のお仕事の難しい点

    A:深い知識がなければ新しい技術は生まれないですし、時間をかけ過ぎると他社の研究者に出し抜かれてしまいます。研究とスピードを両立することは容易ではありません。

仕事の流れ

仕事では論文読んで従来の技術を理解して、プログラム書いてソフトウェアで実施していろいろな実験を行っています。そこから問題点を見つけて、新しい方式を考えています。考えた方式がまた実験してみて良いであれば、特許提案して明細書を書いています。特許取ったあと論文を書いて国際学会で発表するような流れです。

スポーツが好きなので、ランニングやフィットネスをしたり、バドミントンの練習に参加したりをしています。カフェで本を読んだり、ボランティアしたりことが多いです。家ですごすときは、音楽を聴いたり、絵を描いたりしてリラックス。ルービックキューブは、休日問わず毎日しています。