最新の研究と 社会の課題を もっとスピーディに つなぐため、 考え、動いていきたい。
PROFILE
松田 侑真
データサイエンス研究所
2017年入社
システム情報学研究科修了
PROFILE
松田 侑真
データサイエンス研究所
2017年入社
システム情報学研究科修了

世界トップの技術力が魅力。
幅広い領域に携われることが自分に合うと感じた。

NECの名前は、学生時代に教授や先輩からよく聞いていました。顔認証技術などでは米国国立標準技術研究所(NIST)の評価でNo.1を獲得していたり、AIでも突出した技術を持っていたり、光海底ケーブルの世界トップクラスのベンダーでもある。NECは技術力の高さが入社理由のひとつです。もう1つは、災害から社会を守ることに貢献したいという想いがあったこと。官公庁に向けて公共性の高いソリューションを手がけているNECなら、想いを実現できるのではないかと思い、入社を検討するようになりました。当初は研究職ではなく、事業部での就職を考えていました。研究職を志したのは、リクルーターの方から勧めていただき、先端技術の開発に携わりたいと思うようになったため。1つの技術や領域だけで先端を行くベンチャーよりも、事業領域も、仕事も幅広いNECが自分に合っていると思いました。

1年目から、グローバルな仕事を担当。
その経験は、いまに活きている。

入社すると、1年目から、アメリカにあるNECグループの北米研究所との共同研究プロジェクトに加わりました。レーザー光を使って大気中のガス濃度を測定するセンサの研究で、私が担当したのは、機械学習を使って、ガス濃度の変化から火災が起きる可能性を判定する部分。将来のお客様として道路交通事業者様にも関わっていただいて、トンネル内の火災を早く検知する仕組みを検討していきました。それにしても入社早々、長期出張してアメリカの研究者と一緒に仕事をすることになるとは思っておらず、英語でのコミュニケーションは難しく、研究者の姿勢・研究の進め方も違って、最初は苦労しました。出張を重ねるうちにコミュニケーションもしっかりとれるようになり、グローバルな働き方を経験できたことは、とてもよい経験になりました。当時の研究成果はすでに事業部に移管し、事業化に向けた検討が始まっています。

新たな研究を、もっと早く、
もっと社会につなげていきたい。

もっと社内の意思決定が早くなれば、新たなチャンスが生まれていくのではないか。そう思うことはあります。たとえば、私が取り組んでいるセンサというテーマは、NECの様々な事業に関係する可能性があるわけです。私たち研究所から、想定するお客様、その領域の事業部を探していくこともあります。しかし、最適な事業部の検討・マッチングに時間がかかることがあります。この意思決定をもっと早くできれば、事業化のスピードも早まり、業績に貢献できるのではないかと考えています。自分の中にも、まだよいアイデアがないのですが、内部の処理にかかる時間をもっと減らしていきたい。研究所でも、上位職の承認を得るための事務処理はスリム化される傾向にあり、日々、改革が進んでいることを実感します。研究者同士のコミュニケーションは活発で、上司や先輩も相談をすればすぐにアクションを起こしてくださいます。研究テーマが事業部、お客様、そして社会へとスピーディにつながる。そんな方法を考えていきたいです。

研究成果をもっと外に発信していき、
社会に貢献していきたい。

現在は、光ファイバをセンサとして活用する、ファイバセンサの研究に取り組んでいます。建物にも街中にも、社会に広く張り巡らされている光ファイバ。その中を通る光の形質の多少の変化から、振動や温度などを検出しようという研究です。災害から社会を守りたい。入社当時からの、そんな夢と思いを持ちながら「光ファイバを通じて災害の予知につなげることができないか?」と、模索し続けています。アメリカでの国際学会でも、これから私が発表するタイミング。今まさに、その準備にとりかかっています。研究成果を海外でプレゼンテーションしたり、お客様と一緒になって実験をしたり。研究室に閉じこもるより、外へと出て行って新しい分野を開拓していきたい。そうすることで自分も成長しながら、実社会に貢献できる研究者でありたいと思っています。

2017年

光を使ったセンサ研究

IoTデバイス研究所に配属。光を使ったセンサ研究チームに加わりました。レーザー光によるガス濃度検出センサ研究に携わりました。

2018年

データサイエンス研究所での研究

組織変更でIoTデバイス研究所からデータサイエンス研究所に異動。光ファイバセンサ研究プロジェクトに参加。国際学会で光ファイバセンサの研究成果の発表も行いました。

現在

  • Q:現在のお仕事内容の概要

    A:光ファイバを通る光の形質の変化を利用したセンサの研究。光ファイバから戻ってくる光の変化から防災などの社会課題に解決に繋げられないか取り組んでいます。

  • Q:現在のお仕事のやりがい

    A:光ファイバは世の中のあらゆる場所で使用されるものです。そのため、私の研究成果が社会の課題に繋がっていきます。大変なこともありますが、大きな意義を感じながら働けています。

  • Q:現在のお仕事の成功体験

    A:自分が努力した結果を、国際学会で発表できる機会を得たことです。数多くの方々と力をあわせ、進めてきたものなので、とても嬉しいです。

  • Q:現在のお仕事の難しい点

    A:私たちが行っている研究は社会や多くの人々のためのものです。変化が激しい時代ですが、未来を見据え、意味のある研究を行なっていくことを心がけています。

8:30

始業・メール確認

社内のメンバーからのメールに返信。質問や確認のメールにはなるべく早く返信するように心がけています。

9:00

資料作成

今取り組んでいるプロジェクトの資料を作成します。

10:00

社内での打ち合わせ

社内の研究チームと打ち合わせを行います。進行している研究活動の状況や課題点に関して議論を重ねます。

12:00

ランチ

会社近くのお店に同僚とランチへ。

13:00

実験データの分析

光ファイバセンサから得られるデータを用いて社会課題を解決する手法の確立、検証を行います。社内には様々な専門家がたくさんいるので、色々な方からアドバイスをもらいつつ分析を進めます。

16:30

資料作成

進めているプロジェクトの資料を作成。課題点の洗い出しを行い、次の日に取り組むことを明確にします。

17:35

退社

時期にもよりますが、メリハリをつけた働き方を行っています。プライベートの時間もとれるよう効率的な働き方を目指しています。

大学時代はヨット部に所属し、天候によって姿を変える海原を進むことに熱中しました。今は音楽が好きです。気持ちや頭をリフレッシュするために、社外の友人と一緒にロック系のフェスによく行きます。