全社員が誇りを持てる、 新たな企業風土を つくりたい。
PROFILE
村木 麻衣子
カルチャー変革本部
2004年入社
法学研究科 政治社会科学専攻卒
PROFILE
村木 麻衣子
カルチャー変革本部
2004年入社
法学研究科 政治社会科学専攻卒

輝きを失った姿に
悔しい思いを抱いた日々

私が入社したのは2004年。当時はIT化の過渡期で、大学生だった私は新しいテクノロジーによって世界が様変わりしていくのを目の当たりにしてきました。ITの力により「これから日本が大きく変わる」という期待を抱いていましたし、時代の最前線を切り拓いていたNECで働けることに期待と誇らしさを感じていました。しかし、その後、当社を取り巻く状況は一変。リーマンショックなどの影響を受けて業績は下がる一方でした。言葉を選ばずに言えば、私たちの世代は「負けを見続けた世代」とも言えます。変化を熱望する声がある一方で、中期経営計画を見直すことになるなど、この会社には変化をやり抜く力が足りなかった。学生時代、あんなに輝いて見えた会社が、日増しに自信を失っていく姿を見てとても悔しく思いましたし、私のなかで「かつての強さを、誇りを取り戻したい」という想いは次第に強くなっていきました。

どんなに苦しいときも、
希望は灯っていた

業績が思わしくない状況にあっても、常に希望はありました。2010年、中小企業診断士の資格を持つ有志のメンバーが、「NECグループ診断士会」を設立。資格を活かして会社に貢献しようと、世代も部門も役職も越えて、20名程度で自社の経営層への提言プロジェクトを発足させたんです。私も診断士の資格を持つ一人して参加しました。各事業で優秀な実績を持つ人材が一堂に会し、熱くNECの未来を語り合う。その姿を見たとき「NECはまだまだこれからだ」という想いが湧いてきましたし、「この人たちと一緒なら復活の“兆し”を掴みとることができる」という確信のようなものが生まれました。NECグループ診断士会は100名ほどに拡大し、現在も様々な活動を続けています。NECに関する前向きな報道も見られるようになってきましたが、こうした“人”の力がNECの成長を力強く支える原動力になっているのだと思います。

”人”の力を源泉に
全社の変化と進化を目指す

2018年4月、NECはカルチャー変革本部を立ち上げました。現在、私はこの部署のメンバーとして、「経営や戦略、組織の在り方、そこで働く社員の考え方や行動を抜本的に変える変革プロジェクト Project RISE」を推進しています。変革2年目の今、「成長事業・戦略」「人と組織」「仕事のしかたとプロセス」にプライオリティを置き、現在、変革を加速中。私は主に「人と組織」の変革コミュニケーションを担当しており、社員の可能性を最大限引き出すために、NECという場を活用して社員が自分自身でキャリアを切り拓いていける環境・風土づくりに邁進しています。具体的には、変革の考え方や進捗、社員の意識・行動変容を促すようなコンテンツやイベントを企画したりと、様々な観点から社員への働きかけを実施。変革のど真ん中にいることに、重圧を感じることも少なくありません。しかし、NECの“人の力“を見てきた私にとって、「社員の力を最大限に引き出し、企業全体の活力にしていく」動きにはとても共感しますし、こうした過渡期にプロジェクトに携われることを非常に嬉しく思っています。

勝つだけじゃない
勝ち続ける、NECへ

全社員にコミュニケーションするコンテンツに、私は必ずあるメッセージを込めています。それは「勝つだけじゃなく、勝ち続けるNECをつくる」というもの。勝って得た利益で、次の投資をし、新たな価値を世の中に生み出す。業界をリードし、世の中から認められ、社員が誇りを持ち続けられるNECになることが、この抜本的な変革で目指す姿です。そのためにはやはり、社員一人ひとりが最大限に力を発揮する、そして挑戦し続けることが大切。経営の考え方、組織の在り方や制度、環境を変えるだけではなく、「NECが勝ち続ける」ためには、私たちの意識も行動も変えなければならないことを、しっかりと社員にコミュニケーションし、変革を進め、もう一度、誇りを取り戻したい。かつて私たちの世代が憧れた、ワクワクしたNECの姿のように。創業120周年を迎えた今、経営トップから現場まで私たちは本気で“次の100年を支える新しい企業風土”をつくることに邁進しています。この変化を一緒に走り切れる、一緒に楽しめる。私たちは、そんな方の挑戦を心待ちにしています。

2004年〜2013年

プリセールス職に従事

食品・素材・化学製造業のクライアントを担当。営業に同行し、業務・技術の側面から基幹業務システムを提案したり、上流コンサルティングフェーズを推進する仕事をしていました。グローバルERPの立ち上げも経験。

2013年〜2016年

労働組合の専従執行委員に就任

経営に興味を持ち、NECを良い会社にしたいという想いがあり、労働組合の専従執行委員へ。組合員の声を集め、経営視点に立って整理し、経営層に伝えたり、提言する業務に注力していました。2015年に、本社支部の副執行委員長に就任。

2018年〜

カルチャー変革本部に配属

約1年強の育休を経て、全社で抜本的な変革を推進する「カルチャー変革本部」に配属。現在は、コミュニケーションの側面から会社の変革に挑戦しています。

現在

  • Q:現在のお仕事内容の概要

    A:社員にどう働きかけて、どんな行動変容を起こしていくのか。日々の業務では変革に関わるコンテンツやイベント企画などコミュニケーションを核に、“変革のムーブメント”を醸成する仕事をしています。

  • Q:現在のお仕事のやりがい

    A:NECグループ10万人を動かす。会社の新しい歴史をつくる。現在の仕事は難しいことも多いのですが、こうした全社の抜本的な変革を自ら生み出していけること自体が私の大きなやりがいになっています。

  • Q:現在のお仕事の成功体験

    A:基幹業務システムを担当していた時、お客さま先での経験をもとに、事業経営の視点でビジネスを整理し、課題と施策を事業部の幹部に提案したことがあるんです。実際にその一部の施策を実行することができたのですが、この経験から主体的に行動を起こすことの重要性を身を持って学びました。

  • Q:現在のお仕事の難しい点

    A:カルチャー変革と一言で言っても、一朝一夕でできることではありません。誰もが奮い立つような大きな成果を生みだす。現在は、そのミッションの重みを痛感しています。

9:00

業務開始

子どもの支度をすませ、自宅で勤務開始。コンテンツの制作に専念するため、打合せがない限りは午前中をテレワークの時間にあてています。

12:00

昼休憩

時間を有効活用するため、電車のなかでランチをすませることもあるのですが、ときには他部署の方と少し贅沢なランチを楽しむこともあります。

14:00

取材

全社員にコミュニケーションするため、「人と組織」の変革を担う人事担当者と施策を上手く展開している事業部にインタビュー。変革の狙いや裏側、現場での展開のポイントなどについてお話を伺います。

17:00

退社

終日、自宅で仕事をしていることもあるのですが、出社したときは子どものお迎えのために18時頃までに保育園に向かいます。

19:00

コンテンツ作成

子どもを寝かしつけ、家事を片付けた後、コンテンツの作成に取り掛かります。裁量労働制では成果を求められるので、クオリティをあげるために自宅で残業することもあるんです。

週末は、ほとんど息子と一緒に過ごしています。息子が大好きな電車を見に行ったり、水族館に出かけたり。ママ友達とホームパーティーを楽しむこともありますね。先日、家族で職場を体験するプレファミリーデーがNECで開催されていたのですが、たくさんのお子さんが楽しそうにしていたので「次回は私たちも参加しよう」と家族で話しています。